私は64歳。スポーツが好きで、テニスにゴルフ、ウオーキングにはいつも愛用のキャップ(帽子)をかぶる。ところが、である。キャップの下から白髪が顔を出す。というより、キャップの縁と耳の間から白髪がはみ出て風になびいているようにも見える。これって正直、ジジムサイと思う。だから白色のキャップしかかぶれない。色付きのキャップだと、どうしても白髪が際立ってしまうからだ。
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おそらく、こんなことを気にしているのは自分だけで、周りの者は誰も気にも留めていないだろう。中高年のオジサンの髪が白いのは当たり前、白髪がはみ出ていようが何していようが注意して見る価値もないに違いない。
だが、しかし、中高年になったからこそいつまでも若さをアピールしていたいのだ。体力の衰え、筋力の低下、瞬発性、跳躍力、すべてが年々下降曲線を辿る中、せめて見てくれだけでも若くいたい、と思うのは人情ではなかろうか(泣)?
電車の「優先席」に座る。白髪だから堂々と中高年を主張できる。しかし、反面、まだまだ座る年でもないのに、とも思ってしまう。いつまでも若くありたいと思う自分と、もう若くはないんだからと諦める自分。白髪って本当に悩ましい。