小さい頃のひとことが、私の髪のコンプレックス

小さいころから「髪の毛サラサラだね」「髪綺麗だね」とよく言われてきました。エメリルヘアオイルの効果が評判以上!

単純にその言葉が嬉しくて褒められることで自信もついて自分の髪が好きになっていきました。

加えて、私の髪はほかの人と比べて明るめの色で、顔の彫りが少し深いことも相まって「ハーフ?」と聞かれることもしばしば。

これだけ聞くと自慢ばかりで良いことしかないと思われるかもしれません。実際小学校低学年までは自慢の髪で悩みなど全くありませんでした。

高学年になり、周りの男子からのちょっとしたいじりやからかいが増える年齢です。

サラサラの私の髪の毛はボリュームが無く、雨の日はぺったんこになります。

髪の毛を耳にかけていた時、こめかみのあたりの地肌がよく見えるてしまっていて

それを見た男子が「お前ハゲてんな」と言ってきました。その時は「そんなわけないじゃん」と追い返したのですが

そういった一言はずっと頭に残るもので、その日から私のコンプレックスは髪のボリュームの無さ。

幼いながらどうしたら髪にボリュームがあるように見えるのか考えたり、調べたりして当時の私が行きついたのはパーマを当ててボリュームを出すこと。

「パーマってこんなにふわふわに見えるんだ!ボリュームが増える!」と思い込んだ私は親にパーマをかけたいと懇願。

当然小学生のパーマは許されず、パーマをかけたいと毎晩泣いてごねた記憶があります。

親はおしゃれでパーマをかけたいと言っていると思っていたと思います。当時の私はなんとなくそれを口に出したくなくて「はげって言われたからパーマをかけたい」と親に伝える事ができませんでした。

月日は流れ行きつけの美容院もある年齢になり、美容師さんにボリュームがでる髪の乾かし方や、キープできるスタイリング剤等を教えてもらって

ぺったんこの自分の髪と付き合っています。

ドライヤーのかけ方だけである程度変化があることを知ってからは、なんとなく気持ちが楽になった気がします。

スタイリング剤をつけて小学校には通えないかもしれませんが、毎晩のドライヤーで変化があること、純粋な幼い私に伝えてあげたかったななんて思っています(笑)